視力差があっても諦めない。偏光・調光レンズで挑むスポーツサングラス

眩しさが気になるけれど、暗いレンズは使いたくない——
そんなご要望をお持ちのお客様が、メガネのアオノ様のご紹介でご来店くださいました。
11月に台湾で開催されるサイクリングイベントに参加されるとのことで、

「せっかくならカッコいいアイウェアで走りたい」

とのご希望です。

お持ちの眼鏡での視力は右0.9、左0.2。
左眼はこれまでに3度の手術歴があり、視力の回復が難しいとのことでした。
ハイカーブタイプのスポーツサングラスでは「両眼視」が非常に重要になります。

そのため、場合によっては慣れにくい、あるいは使えないこともあるとご説明しました。
それでも「ダメ元でもいいから作ってみたい」との強いご希望をいただき、

ご了承の上で製作を進めることになりました。

測定の結果、右1.2・左0.4まで視力が向上。
あるセミナーで

「0.4以上の視力があれば両眼視が成立することがある」

と学んだことを思い出し、

「今まであまり使われていなかった左眼が“見える”と脳が認識すれば、見え方は変わっていくかもしれません」

とお伝えしました。

お選びいただいたフレームは、今年登場した新モデル


OAKLEY FLAK 2.0 XXL

従来のFLAK 2.0よりレンズサイズが縦横ともに大きくなり、

一眼レンズに匹敵する広い視野を確保しています。

レンズは紫外線の強さで濃度が変化する

偏光・調光タイプのNXTレンズ「S392/35」。

まぶしさを抑えながらも明るさを保ち、コントラストを高めてくれる高性能レンズです。

お渡しの際には「思っていたより違和感なく良く見えます」とのお言葉をいただきました。
台湾でのサイクリングイベント、存分に楽しんでいただけたら嬉しいです。
今後も見え方の変化を確認しながら、しっかりサポートさせていただきます。

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